制度設計

企業型年金の導入目的を明確にし、導入効果のシミュレーションを行いながら、制度の移行割合や導入水準等を決定する必要があります。

制度内容の設計

制度内容の設計

導入のパターン

導入のパターンには、一般的に以下の3種類があります。導入パターンの決定にあたっては、従業員サイドおよび経営サイドそれぞれに考慮して検討します。

  1. 退職給付制度の一部として導入するパターン

    現行の退職給付制度の一部を、確定拠出年金に移行します。導入効果に留意しながら、移行割合を決定します。

  2. 退職給付制度の一部として導入するパターン

  3. 退職給付制度をすべて確定拠出年金とするパターン

    現行の退職給付制度の全部を、確定拠出年金に移行します。

  4. 退職給付制度をすべて確定拠出年金とするパターン

  5. 退職給付制度として新たに確定拠出年金を導入するパターン

    現行の退職給付制度の上乗せとして導入します。
    または、これまで退職給付制度のない企業が、新たに確定拠出年金を導入するケースもこれにあたります。

  6. 退職給付制度として新たに確定拠出年金を導入するパターン